ラピュタは有ったよ!

ラピュタっぽい場所!と言われる和歌山県の友ヶ島に行ってきました。
近年いつからか、テレビやネットで友ヶ島に残る旧日本海軍の遺構がアニメ天空の城ラピュタに出てくるシーンっぽいと話題になるようになりました。
それらの紹介文と共に載せられている写真を拝見しますと・・・。
確かにそれっぽい!
これは行きたい!と思い続けてはいたんですけど、色々とありまして中々結局行けずに今日まで過ぎてしまいました。
が、この度「○度目の誕生日」を迎えるに当たりまして、お祝いがてら連れ行ってもらえる事になりまして、すわっ!と、和歌山まで行ってまいりました。
そこには、失われたラピュタが・・・!?

何故それ?

南海電鉄のなんば駅で待ち合わせをしました。
一緒に行った人とは実は3週間ぶりに会うのですけど、目の前で手を振っているのに気が付いてもらえませんでした(>_<)
髪の毛の色を変えたり、で、ちょっとあたしの雰囲気が変わっちゃったせいなのだそうです。
と言う事にしておきますけど牛丼の食べ過ぎで太ったなんてとても言えませんOrz
てな、軽いハプニングも、旅では毎度の事。
無事に合流も出来た事だし、いざ、ラピュタへ!
勿論合言葉は「40秒でしたくしな!」「グズは嫌いだょ・・・!」です。
あらゆるモノを「ゴミのようだ!」とかアニメで出てきたセリフをちょいちょいはさみつつの和歌山の加太駅を目指します。
和歌山市駅で乗り換えるんで当然サザンだろ!と思っていたのですが、何故か、のラピート!?^^;
あ、ま、泉佐野で乗り換えちゃえばこの時間帯ならこの方が早く着くしねー・・・^^;
ラピートは安定の空席率!
今日もスーパーシート!は席も広いし良いモノだ!キシリア閣下にお届けせねば・・・^^;

めでたいでんしゃ!

和歌山市駅に着きまして和歌山市駅構内のコインロッカーに荷物を預け、同じく構内にあるコンビニで島に渡ってから用の飲食物を調達。
友ヶ島に限った話ではありませんが観光地物価のモノなんて買いたくない!と言う方は、なるべく現地に着く前に、選択肢の多い内に買い物は済ませておくのが良いと思います。
と言うのはさておき、加太おさかな線の列車の時間にはまだちょっとあったんですけど、ホームが何やら慌ただしい。
駅員さんだか乗務員さんだかも、何やら変なコスチュームでホームに向かっていった・・・。
これはもしや噂に聞く・・・あれか・・・!?
そうです、こいつがめでたいでんしゃです。
今回の旅は、あまり鉄分補給の事は考慮しないで行程を立てたので、こう言う列車がある事は知ってはいたんですけど、すれ違えれば良いか、くらいに思っていたんですけど、まさか乗れるとは・・・!
ま、そう言っても、そんなに鉄分高い列車と言う訳でもなかったんで、あたしの右往左往ぶりも、いつもの旅でのそれに比べれば随分と落ち着いたもんだったんじゃないでしょうか・・・。
とは言え・・・安定の「一緒に行ってる人を置き去りクォリティー」は健在です!
 
わーわーきゃーきゃー言うてる間に、列車は加太駅に到着!
鉄分と言う意味ではあまり高くないですけど、めでたいでんしゃ、そのカラーリングも相俟って中々に可愛らしいので、友ヶ島に行くかどうかはともかく是非乗ってみてください(^^)

次は船

友ヶ島に渡る船に乗る港まで加太駅から歩いて30分弱で着きます。
それだけを目指して歩けば15分位で着くかな。
途中、一応商店は有りまして、買い食いでもしながら、と思ったんですけど、何処も営業前とか、店じまいした跡とかでした。
やはりさっきも書いたようにここに来るまでに必要な物は買っておいた方が良いようです。

しばらく歩きますと、いよいよ友ヶ島に渡る友ヶ島汽船の港が見えてきます。
この日は、お天気も良く、それほど暑くもなく、日差しはきつかったけれどラピュタ日和、で龍の巣は無さそうです。
そのせいか団体さんが居たようで、着いてすぐの便には乗せてもらえず次の便(臨時便)に回されました。
早めに乗船券を買えばよかったねー。
島に渡ろうと言うお客さん、意外にもカップルが多くてびっくりしました。
いくらラピュタとは言え、一応廃墟ですし、キレイな観光施設と言う訳でもないですから、デート、には向いてないと思っていましたからね・・・。

ちょっと便乗が下手・・・^^;

ラピュタっぽい、って事で島に渡る人が増えたのでしょう。
ま、あたしもそういう感じですし・・・。
それに便乗するのは良いとして、だからって、ラピュタに渡る船、なのにラピュタは可笑しいです!
便乗するならもうちょっと上手にやらないと・・・。
ゴリアテとかバルスとか、目がー目がー、とかが良かったんじゃないでしょうか・・・。
ちなみに船はもう一隻ありまして、そっちは普通に友ヶ島と言う名前の船でしたよ。

友ヶ島汽船
島までの乗船券は往復で2000円
http://tomogashimakisen.com/
本数は多くなく、帰りの最終便も早めです。
定員を超えると乗せてもらえないと思われるので、特に繁忙期と呼ばれる時期は時間に余裕を持って行動しましょ。
島に着くとそこには・・・
ラピュタっぽいと言うよりも、沖縄っぽい、景色が広がっていました。
沖縄、行った事ないけど・・・?
大阪湾てこんなに青かったんですね、って思いました(^^)

梅雨入り時期なのに、こんなに晴れてて良かったです、日に焼けたかもしれんけど^^;
島にある海の家っぽい施設ではラピュタ放映中
海軍の島ですからむぎわらと言えども海賊は負けます
戦争施設の廃墟化したのを見に行ったのに観光施設の廃墟も見れます
タイムスリップ出来そうなトンネルや崩れかけのレンガ
とても良い雰囲気の廃墟感でありました。
ホントにラピュタみたいじゃないですか・・・。
ここの写真が撮ってみたくて、ずっと来たかってん!(^^)

最後に

友ヶ島、とっても良い雰囲気で、ぶらぶらと歩き回るのが嫌い、ハイキングなんてまっぴらごめん、と言うんじゃなければ思った以上に楽しめます。
基本的に無人島ですから、女子が一人で軽率な行動とかは辞めた方が良いと思いますけども、一人で来ている女性もいてましたし、そんなに危険はないんじゃないですかね。
虫よけ、日焼け、暑さ(寒さ)、船酔い、など準備しないといけない事は多いですけど、とても楽しいので是非行ってみてください。

残念なのは最終のお船がちょっと早めで、島全体を回れなかった事。
出来れば、また行きたいな・・・。
何かください^^;

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