運送業界に来たれ!若者よ!

ごきげんいかがですか!みつかです。
今日は仕事の話です。

うちの会社は物流関係の会社です。
物流関係と聞くと、今最も人手不足と言われる業界の一つであるトラック運転手界隈かと思われるかもしれませんが、そうであってそうでないと言うか。
うち自身はトラックを所有してはいなくて、主にトラックを持っている運送会社とのやり取りが主な業務であります。

この記事を読んでいるそこのニート諸君!
そして今の職場に不満があり辞めたろかな、と思っている人達!
今なら大型自動車免許さえ持っていればとりあえず仕事はあるぞっ!
運送業界へ来たれ!若人よ!

で、人手不足、と言う事は、言い換えれば「ある程度はどんな人でも積極的に採用していく」と言う事です。

ご多分に漏れずうちの会社と取引のある某運送会社にも、61歳の新入社員二人組、小指が無くて腕に絵が描いてある奴、日本語を話せないポルトガル人、と、中々バラエティーに富んだ人達が日々荷物を積みにやってきます。

その時その時で、老眼鏡を忘れて書類の文字が読めないので代読、「暑くても腕まくりしないでね!(^_-)-☆」と耳打ちする事、翻訳機能を活用しようとソフトやWEBに話しかけるも自分の滑舌の悪さで全く反応しない、と言ったあたりがあたしの日常業務となるのです。

そんな車の運転以外のスキルを要求されない方々の集まりでございますから、時々?ですけどなんでそんな事が!?と思ってしまうような事が起きるのです、はい。

ある日、翌日着の東京都内と埼玉県内の二か所降ろしの荷物を積んで出た49歳ベテラン!運転手(盤内さん)はやってくれました。

到着日にあたしが事務所で前日の運賃の処理をしていると、電話が
電話「バンナイです。」
みつか「おつかれさまです」
バ「今、降ろし終わったんですけど、荷物に貼ってあったラベルがないんです」

前日、その荷物を積み込んだ際には確かにガムテープでラベルが貼り付けてありました。
ガムテープだしそりゃ剥がれる事くらいはあるかもな、と思い、剥がれたんやとしても剥がれた物が荷台のどこかに落ちていたりするだろ、くらいに思っていたのです。

なので、電話でそう答えました。
み「えーと、シートの裏側や荷台のアオリのとかに貼り付いたりしてないか確認してくれますか?(ニコニコ)」
バ「もう見たんですけどないんです」
み「あ、もう見てくれたんですねー、じゃあ、もう無かったんですね?」
バ「はい、なかったです」
み「そしたら写真送れますか?」
バ「いいえ、今、カメラ機能壊れてるんです!」
み「はい?(笑)」心の声「ぉぃぉぃ写真機能のないスマホなんて持つ意味無くね?」
バ「はい、画面割れてまして・・・」
み「えーと、(お届け先の)お客さんはその剥がれたラベル無いとあかんって言うてますか?」
バ「いいえ、なくても大丈夫だから、と言ってくれてます」
幸い心の広いお客様だったようで、受け入れしない、とか言う対応ではなくて穏便に済ませてくれるようです。

受領書への押印もいただけたらしいので、ではそのまま帰っていいですよ、と指示しました。

数十分後、お届け先のお客様と荷主様の間で、このラベルがなかった件についての数回のやり取りが行われた経緯が書かれたメールが送られてきました。
読んでみますとお客様のご要望として
1.ラベルは再発行の上後日郵送する。
 ま、それはまあそうなるだろうね、仕方ない、うんうん。
2.ガムテープでは剥がれやすいので今後は剥がれにくい何か方法を考えてくれ。
 これも妥当な要求であるね。
3.トラックが構内への入場時にシートをしていなかった。
4.納入のトラックの運転手に聞いたら「シートをしないで来たから剥がれたのかも」と答えたんだが、シートはしていないのか調査して!
 ああ、まぁ原因の調査と再発防止は、そりゃーまーもとめ・・・って

は?
おい!
シートしてなかったってかぃ!!💢

すぐにバンナイさんに電話をし確認。
み「お客さんがシートをせずに入場してきた、って仰ってるんですけど?」
バ「いえ、シートはしてましたが手前の畑の所で剥がしたんです」
み「あー、そうなのですか」
バ「はい」
み「でも、一応お客様構内までシートは外さないと言うルールがあるんですよね」
バ「知ってます」
みつか心の声「だったらルール守れゃ💢」
バ「ですから都内の一件目降ろした後、ちゃんとシートして行きましたょ」
み「んーと、だったら、その畑の所からお客さんの所へ入場するまでに剥がれたんだと思うって意味で答えはったんですか?」
バ「中シートなんで風が抜けるんで途中で飛んだんちゃうかな、って答えたんです」
みつか心の声「中シートってなんやねん!?💢」
と、どんどん問題点が出てきました。

うちの規定では写真のように前から後ろまですっぽり覆える大きなシートを使う事になっています。
※写真のトラックと記事内の事象は無関係です。
ところが荷物の上の部分だけにしかシートをしていなかったんです。

そらガムテで貼ってあっても風で飛ぶの当たり前じゃ!💢

うちで積み込んで出発する時には写真のようにフルシートをしていた事は積み込み班が確認しております。
今回のお仕事は都内と埼玉県内の2件おろしです。
ちょっと想像してみてください。
荷台の大体半分ずつ前後に分けてそれぞれのおろし先向けの荷物を積んでいます。
1件目都内でおろす時に後ろ半分をめくっておろし終わったらそのままシートを後ろまで戻す、のと、わざわざ大きさの違うシートに張り替えるのとどちらが手間が掛かるでしょうか?
わざわざ指示もしていないのに手間の掛かるルール違反なんてしますか・・・?
むしろ手間が掛かるような指示をしたのにそれをしなかったのであれば許せるわけではないですけど、あー、面倒だったんだね、って思えますけどわざわざ手間を掛けて何のメリットもないルール破りをするってどういう事なんですか!?

と、言うようにこのバンナイさんのような何故か不思議なミスをしてしまうような方が最前線で活躍する運送会社に来たれ!若者よ!

って言うか、そんなわかりやすい原因があるんやから、最初に電話した時に伝えてくれょ!
何かください^^;

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