第7章

タイトル:自分のリズムの合う相手

試合間のウォーキングは好いです。
お勧めです。
試合直後は流石にちょっと休憩をした方が良いですが、軽く歩く位なので特段疲労がきつくなるわけでもないし、行った事のない公園を色々見て回るのって、むしろリフレッシュにもなりますし好いです。
固い地面の上に座っていたりすると、臀部の血行が悪くなって立ち上がった時に、痺れが切れた、なんて事は有りませんか?
血行が落ちるって事は、冷えるって事ですから、次の試合に備えるんで有れば、ずっと歩いておけ、って言う訳では有りませんが、自分の出番のちょっと前にちょっと歩いてみる、いかがでしょうか?
両手でタオルの両端を持って、背中側へ腕を回す、と、そこそこストレッチにもなって、肩甲骨を柔らかく出来ますよ。

4回戦
2回戦の相手の友人 年齢とかも近い感じ こっちは友人なのでしょう。
あじゃは連れて来て貰った、と言う言い方をしていました。
右利き 身長ちょっと高めで165cm位。
この人の1回戦を見ましたが、全然駄目駄目で、何しに来たの?って感じる位ボールも追い掛けないし、打ってもミスヒットばかっりだし・・・。
自分の調子も好くなって来たんだけど、全く敵じゃないかな、なんて油断は禁物ですね。
やっぱりトスで負けて(勝率0.000)リターンから始めます。
あ、なんて呼びましょかね。
試合が終わった今、リズムよく打てる相手だったので、メトロノームから取って、メトロン、ですかね。

第1ゲーム
サーブ練習を始めてみると、驚嘆しました。
リターンになった事をちょっとだけ後悔しました。
サーブめっちゃ速いんですよ。
ま、そら、私ほどじゃないんでしょうけどね(`^´)
いや、でも、ホンマにコントロールもされてるし、結構てこずる、よ・か・ん。
私は、いつものようにテキトーに打って練習を終えようと思っていたら、リターンがすげぇのが返って来ました。
あらら、これは更にてこずる、よ・か・ん。
好いもん見せてもらったので、こっちもちょっと見せておこうと、普段は練習ではサーブはテキトーに打つんですけど、ちょっと回転を多めにして、ツイスト気味のをお見舞いしてやったら、空振っていました。
苦笑いしてはりましたねぇ。
ま、テニスは、速い球の打ち合い、でもないし、サーブさえ良ければ良いってもんでもないので、どうなりますかね。
サーブ練習でのサーブの印象が残っていますが、ま、サーブの速さや威力で試合に勝てるんなら、私、今までもなんて事無く勝てていたはずなんで、そうじゃないって事は、ま、攻略法は有るんだよなぁ、って事です。
と、言うか、相手のサーブに対して、こう言う思考で臨むのって実は初めての経験だったりします。
初体験、って奴です(はーと)
冗談じゃ有りません。
マジでこう言う試合をしてみたかったんです。
ホンマに相手のサーブ返せないんすよね。
びっくりです。
返しても、浅くなったり、弾かれてアウトしたり。
ストロークもフォアは中上級、バックも中級以上な感じで、こいつと友達の2人共、結構上手いっすよ。
特にこの子は運動連鎖がそこそこ出来ていて、速い球が打てるし、ちゃんと練習すれば、ごっつい上手くなると思われます(上から目線)。
でもあじゃには負けてたみたいです。。。(不思議)
ま、そんな訳で、リターンゲームは、とりあえずサーブの様子を見ただけ、って
感じで、キープされちゃいました。

第2ゲーム
次は、私のサーブです。
さっきの試合で、調子、は、取り戻したので、サーブも打って行きます。
と、言ってもこっちとしては、サーブにてこずるなぁ感、を味合わされて、このゲームを迎えているんで、サーブを落とす訳にはいきません。
でも最終的には、どこかでブレイクをして、キープし続けて、勝たないといけない訳ですから、後々の事も考えながらいかないといけません。
そこで、向こうが力のサーブで来たんなら、こっちはバリエーションで翻弄しようという事で、まずはフラット。
と言ってもスピードは抑え目。
何故か?
後半に行くにつれスピードが上がる方が、相手にとって嫌でしょ。
で、今は、コントロール重視。
こうなると、コースを読む、って事をまずは重視せずには居られないはずなので、あのフォアハンドでの強烈リターンをひとまずさせないでいける。
スライスでワイドに、スピンでワイドに、とかも織り交ぜて、まともにラリーをしないで、キープ。

第3ゲーム
続いてのメトロンサーブ。
相変わらずサーブが良くて、0-30になるも、スイングの方向やグリップ、トスの
位置、などを観察して、スライスだとか、そういう方向のややこしさは無さそうな雰囲気。
そう言うのも出して来られたら来られたで、又その時考えるしかないな、って事で、フラットのみだろうとほぼ特定。
そうなれば、トスの場所と、身体の向き、等から、コースを読むのも、難しくはなくなって来ます。
さっきは、もっとコントロールされているなぁ、って感じたんですが、バックハンドを狙って来る、と言う訳でもないし、なんとかなりそうな気がしてきた。
特にセカンドは、だって、フラットしかないんだったらスイングスピードを落とすしかない訳だしね。
ま、でも、私よりは低いにしても、長身を活かして、結構高確率にファーストを入れて来ます。
でも、私、さっきの試合で若干覚醒状態になっちゃってるのです。
リターンは、コンパクトに引いて、前もコンパクトに振っていく。
相手のボールの勢いが有るので、角度も付けやすく、リターンエース量産。
エースが取れなくても、ストロークの打ち合いでは、多少相手の球が良かろうが、私も自信は持っていますし、しかも覚醒中ですからね。
ネットすれすれなのにベースライン付近に落ちるストロークを打ち合う。
相手もそう言うのを打って来ないわけじゃないですが、このリズムは苦手じゃないので、全然苦にならない。
ちょっとバックに振られた時には、私にはスライスが有りますが、彼女には、無いみたいでしたし、こういう速い展開になってしまえば、こっちのもんです。
あ、ところで、この人の1回戦のあの駄目っぷりはなんだったんでしょうねぇ。
調子を立て直す為の確認の方法とか、たくさんは持っていないんですかね。
御近所に御住みなら、是非練習相手をお願いしたいですわ。

あ、そうでした、試合の続き。

この後、特に苦戦する事も無く、6ゲーム連取6-1で勝利しました。
こう言う打ち合いになると、何も考えなくても準備も早くなりますし、テイクバックも小さくなりますし、この日に対戦した全員の中で、彼女が一番上手だと思うんですが、対戦相手としては、最もやり易かったです。

教訓
1.コースやスピードで崩せないなら、リズムを崩す事を考える
特に説明はありません。
緩急を使う、ってのも有りますし、球種を変えるってのも有ります。
その為にも、引き出しには、物(方法、技術の数)がたくさん入っていた方が有利ではありますね。
もし私がスライスを使えなければ、バックハンドの打ち合いを避けなければいけなくなる場面もあるやも知れず、そうなったら、もう少し手間取ったかもしれませんしね。

続く
何かください^^;

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