南海電鉄高野線側全線制覇の旅

前に、南海電鉄全線制覇の野望について書いたので、やはりこの秋分の日と言う、秋の中の秋と言う日にこそ秋らしく秋を堪能しようではありませんか・・・(若干意味不明^^;)と、ばかりに早朝6時半にお家を出て、南海電鉄高野線全線制覇、及び、特急列車乗りますキャンペーン、を実行してきました。

とても良いお天気で、秋の中の秋、キングオブ秋である秋分の日だと言うのにまだまだ暑くて、ちょっと秋っぽい服で行ってたんですけど、まだ暑かった・・・。

早朝7時過ぎ、南海電鉄高野線堺東駅から橋本行きの急行列車に乗りまして橋本駅へ。

天空と言う列車

この天空と言う列車、橋本駅-極楽橋駅間と言う短い区間を走る列車です。
景観を楽しむ為の観光列車と言う事になるんでしょうか。
景観を楽しむ、と言っても、橋本駅からしばらくの間はまだまだ街中です。
徐々に里山になり、高野山のふもと近くになるとようやく山深くてとても良い景色になるんですけど、つまり、極楽橋駅の近くになってからのほんの僅かな区間の峡谷風景がメインです。
つまり、僅か一駅分の景観の為の列車、と言って良いでしょう。
が、しかし、その、僅か一駅分の景観の為に乗っても良い列車、と言う事であります・・・。
これから紅葉になったら、絶対お勧めです。

走行区間が短いのと、景観を楽しむ為に座席が右側を向いて設置されていて、ボックス席ではないので、車内でご飯を食べたりお酒を飲んだりには全く向いていません。
ひたすら外の風景を眺めて楽しむのです!
が、そんな事はハナから分かっていた事でありますのであたしにとっては何の問題もない!
普通仕様ではない列車に乗っている、と言う気分だけで充分に楽しむ事が出来るのであります。

残念な所は、普通車仕様の車両も併結してまして、後ろ二両は座席指定券無しで乗れます。
しかも普通に地元の人が乗り込みますので、特別感がちょっと、いや、割と、いや、大幅に薄まります。

南海本線にサザンと言う特急列車があるんですけども、あれも、普通車仕様の車両を繋いで走って、特急券を買わなくても乗れるので、折角座席指定の特急に乗っていると言うのに、ちょっと特別だ感がマイナスになっちゃいます。
南海電鉄は、ああいうの好きなんでしょうね。
そのうち関西空港への特急ラピートも普通車仕様の編成を繋いで走るようになるかもしれません。
或いは、後継車両の開発は、普通車仕様、かもしれませんね・・・^^;

是非、特急専用の車体の編成での運行をお願いしたいのでありますが・・・。

極楽橋駅

天空で極楽橋駅まで来ました。

高野線前線制覇まであと、極楽橋駅-高野山間、を残すのみです。
ケーブルカーだと言う事は知っていましたが、同じ切符で乗れて、同じ南海電鉄ですから、やはりこの区間も乗っておきましょ!

初めて極楽橋駅に来ましたが、同じ構内で改札も無くてそのままケーブルカーに乗り換えられるんですね・・・。
ケーブルカーやロープウェイとかっていつも別で切符を買わないといけないことが多いので、ちょっと「お!」って思いました。

高野山ケーブルカー

特急こうや号とカラーリングが似ている
これに乗り換えて高野山駅に行きます。
これで高野線全線制覇達成です!
ものの10分ほどで高野山に到着!
無事に全線制覇達成です。
聖地高野山!
とりあえずお土産屋さんで地酒とおまんじゅうをゲットしまして、待合室で全線制覇の祝杯!

んが、とりあえず今回はこの高野山には全く用が無く^^;
すぐに折り返しで、九度山駅に移動しました。

九度山駅

高野山と言えば、やはり真田幸村です!←え?空海じゃないの?^^;
九度山と言えば、やはり真田幸村です!
全線制覇の為に高野山に、と言ってもそれだけで帰ってしまってはさすがに味気ないので九度山で真田ミュージアムに行きました。
ここは某大河ドラマの真田○での真田幸村人気に便乗して作られた施設なのでしょうか?
真田幸村の事は大好きなのですけど、真田家の事をとても詳しく解説してあってとても楽しい施設でした。
後の予定の為に、最後の方、ちょっと見られなかったので、またいつか機会が有ったら行ってみたいです。

この旅の本命はこれです

そんなにきっぱりと言い切って良いんでしょうか!?
良いんです!
思えば、あたしの鉄道好き(鉄子ではない!)は子供の頃に住んでいた所の近所にあった通称開かずの踏切でこのタイプのこうや号のさよなら列車を見送ったのがきっかけだったのではないだろうか・・・。
いや、違うけど・・・^^;
しかし、そのデラックスズームカーと呼ばれた(らしい)旧車両が廃車になってから、南海電鉄のこうや号はこのタイプの車両にとって代わった・・・。

あかずの踏切では、殆どが通常の普通車系の列車であったが、ときたまタイミングが合うと見られるこのこうや号は、あたしにとって、いつからかいつかは乗りたいこうや号、になっていったのです。
その後、機関車、と出会い、ブルートレインを知り、JRこそが鉄道の王道と言う思いを深めてからも、やはりこのこうや号は、いつかは乗りたいこうや号の地位を譲りはしなかったのであります。

こうや号に乗る!

正確には特急こうやと言うんだそうです。
昔からこうや号と呼んでいるんで、ま、こうや号で良いじゃないか!
極楽橋駅13:12発。
高野山に着いたのが10時半頃ですから、九度山も含め現地滞在時間、僅か2時間半で、ついに念願の特急こうやに乗る時がやってきたのであります!
きゃー、あたしの大好きな赤よー。
きっと3倍かっくいい列車に違いないわ!と乗り込みました。

切符を確認しますと、一番後ろの車両の一番後ろの席!!!
早速進行方向と反対に座席を回しまして、後面展望です!
持っていったカメラ関係の機材をフルに活用して後面展望録画よし!

これ以上、何も語る事はありません。
後は、動画をご覧ください!(^^)

こうや号の後は・・・

地元駅から橋本駅まで普通車両の急行で行き。
橋本駅から極楽橋までは天空に乗車。
極楽橋からケーブルに乗り換えて高野山へ。
直ぐに引き返して九度山で散策。
極楽橋に戻りこうや号に乗車しなんばへ。
そして・・・。
地元駅に戻らないといけないのでありますょ?
なんか使われている写真が車両の写真ばっかりでますます鉄子って言われてしまいそうです。

泉北ライナー

なんばでご飯を食べ、デパートの休憩スペースで少し時間を潰しまして、帰りの列車、泉北ライナーを待ちます。
もっと金ぴかの百式みたいなカラーリングの編成も有るんですけども、今回はこちらの落ち着いた感じのカラーリングのタイプに当たりました・・・。
いわゆる、外観は、色以外はどうと言う事のない普通の列車ですのですが、全車指定席で快適に座って泉北方面から通勤が出来ると言うコンセプトの特急です。
何より全ての列車が停まると思われていた堺東駅を通過する!と言う所は、堺市民のあたしからすると、くろしお(パンダのくろしお見たい乗りたい触りたい!)やはるかが鳳駅を通過する事位衝撃的でした。

なんば駅で551の蓬莱の肉まんを買いまして、車内で食べちゃいました。
車内での飲食、全席指定のボックス席ならでは!?
何かください^^;

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