パート2 第4章

タイトル:疲れて来たんで覚醒してみる

写真は、この章で語られている覚醒なんて状態からはるかに遠い昔の私の写真です。
もしかしたら、このブログに公開するの初めてですかねぇ(恥)

で、いよいよ最終戦です。
私の試合の前に、この最終戦の相手と坊やが、対戦しまして、坊やは敗れました。
つまり最終戦は決勝戦になります。
この人の坊やとの対戦を拝見しまして、センターに戻るのが異様に早くて守備範囲が広くて、どんな球も返すんですよね。
追い出された時は、ロブ気味に時間を作って、相手を追い込んでいる時は、逆に、低い弾道で。
適切なコートカバーリングをしはる人のようです。

決勝戦 vs藤本さん(notまめちゃん)
細い感じで、身長は160cm台中盤、ノーマメ、と呼ぼうと思います。
細くて、ショートカットで、遠くから見ると若く見えるんですけど、近くで見たら、結構行ってる感じでしたが、プレイ内容とか、総合的に判断するに40代前半かな。
事前の観察では、ストロークのフォームは小さめで、ボールが重いと言うイメージは無いので、打ち合う事に苦は無いだろうな、と言う印象。
ただ、予選からのノーマメのスコアを見ると6-1、6-2、6-2です。
驚異的ですよね。
どんなけミス少ないねん!
私が6-4だった坊やと6-2だったんですから、ここは手を抜いてはいけない所ですね、きっと。
待機でコートに着いた時、なんやかんやと機嫌よく話して来てくれて、きさくそうな人でした。

と、言う訳で、正直疲れて来て、あまりにもサーブの出来が良いので、腰が痛く
なって来ましたんで、マサヤ、ごめん!
本日のマサヤ訓、は、お役御免で、決勝では完全封印です。
そして覚醒レベルも結構上げようと思います。
スーパーサイヤ人クラスまでは上げられれば良いですね。
ラリーの回数を1回でも少なくして、体力の温存を図りながら進めたいと思います。
なんせ私は、ミスを少なくして、と言うタイプでは有りませんから、ポイントも多くなりますし、ラリーが多くなると、疲れますやん。
次が有る訳じゃないですが、ま、予選のスコアを見て、びびったっちゅう事ですね(笑)

サーブ権、10連敗なるか!?
今度こそと、上を選ぶ、と、くるくるくるくる・・・じゃーん。
上が出ました!!
やっとです、やっと連敗が止まりました。
で、何を選ぶかと言うと、日が沈んで来てましてね、太陽の光が気になる時間帯になって来ていたので、コートを選ぶ権利を選択しました。
ノーマメが「どっち?」と聞いてきたので、おいおい、又ルールを知らない奴かよ、って感じです。
皆さんも覚えておきましょうね。
コートを選んだ時、自分が先にコートを選んではいけません。
いや、良いんですけど、そんな損な事はしてはいけません。
サーブ権を決める時、何が選べるか、は、知っていますか?
サーブを打つ打たないを決める、と、コートを選ぶ、そして相手に選ばせる、の3つなんです。
トスに勝っても、相手に選ばせる、と言うのも有りな訳です。
ま、それはあまり無いと思いますけど、コートを選ぶ、って言うのはありますよね。
通常は、勝った方が、サーブかリターンかを選択するので、その事を知った上で、どっちのエンドを選ぶかを決めます。
この時は、問題有りませんが、自分が先にコートを選ぶ権利を選んだ時、先に自分がどっちコートかを決める必要はありません。
コートを「選ぶ」権利を得たわけです。
相手がサーブを取るのか、リターンを取るのか、を確認してからそれに応じてエンドを選べば良いんです。
ノーマメは、ちょっと説明したら納得したようでしたが、以前、この事で不貞腐れてプレイをした奴が居たので、皆さんも細かいルールは面倒ですが、覚えるようにしましょ。
知らないと損する事もありますし、場合によっては、相手に不愉快な思いをさせてしまう事もありますからね。
まだ根に持ってるのか^^;
相手がサーブを選んだので、自分が太陽を背にしてフォアが打てるエンドを選びました。
高い打点を打つのに上を向くと眩しい感じだったので、こだわったのです。
この事が第1ゲームにいきなり活きて来るんです。

第1ゲーム
サーブ練習ですが、さっき試合を観戦した時と特に印象は変わらず、速め、では無く、早めに打っていく、のと、角度をどんどんつけて行こうと思っています。
それから回転数は抑え目にして、速く感じるようにしていきます。
ノーマメサーブで、試合開始です。
覚醒リターンで最初からガツンと打っていきます。
デュースサイドからのリターンだと、ストレートの方がノーマメはバックハンドだし、若干オープンコートが広いので、優位に感じると思うんですが、クロスの深い所を狙っていきます。
回転の掛かった、落とし込むタイプではなく、高い打点で打ってそこに突き刺さるように打ちます。
低い打点でしか打てない時は仕方ないですが、ベースラインからでも、ネットすれすれを通過しながら、ベースライン付近に球が落ちます。
こうなったら打ち返すには、下がるしかありません。
下がればこちらは、コートの中から打って行けるようになりますからより角度をつけて、走らせて行きます。
ラブゲームでブレイクです。

第2ゲーム以降
覚醒していると、試合が楽です。
ミスは少ないですし、ボールはえぐいですし。
どんどんウイナーが取れて、ポイントが入って行きます。
戻るのが早い人なので、ライジングや高い打点でどんどん打って行きます。
バックハンドのライジングで、若干ミスが2~3個有りましたが、それ以外は全く問題なし。

えっと、結果です。
24ポイント対3か4ポイント、でした。
6-0で、相手に何もさせませんでした。
取られた4ポイントの内の1つは、ノーマメのフレームショット。
残り3つは、バックハンドで攻めようとライジングを試みたのが、ちょっとオーバーしたり、とかって言う、私のミスです。
ウイナーの数はサービスエースを含めて18個位。
ロブ気味に返して来た時は、跳ねさせないで、ライジングでコースを変え角度をつける。
深いめのロブを打って来てもドライブボレーでガン!
落下地点へ間に合わなくても、ロブは高く跳ねますから、後ろからでもどこからでも、スマッシュであります。
いやぁ、何をしても上手く行く気がします。
途中で、もう、どうしようもない、って言う表情も、何度か見ました。
5-0からのサーブでは、1球も返って来ませんでした。
あえて後半に行くほどクォリティーを上げてみました。
最後は「ここでエースで決めたらかっちょええ」とか思いながら、打ったら、エースになった。
うーん、ここまで徹底的にやってしまった理由は、自分が4も取られた坊やと6-2だったんですから、比較論で行けばノーマメの方が上手いとも思われかねない。
優勝しておきながら、一番上手かった、の称号が得られないのでは、片手落ちなんでね。
自分のグリップで、自分のペースで、何の気兼ねも無く、目をつぶって打っている、と言っても良い位、何も考えずにバンバン打って行った。
この試合の反省点を探せ、と言われたら、バックハンドの精度を上げる、って事になりますが、ミスした幾つか以外の時は入っているのでねぇ。
ポイントが取れた事もあるので、自分的には、ミスが出ていても、許容範囲のミスの数な気がします。
ま、でもフォアに付いては、全くミスが無かったわけですから、若干フォアよりも精度が低い、って事ですね。

試合が終わって、握手をしに行くと、なんだか不機嫌でした。
コート入る前は、なんやかんやと話し掛けてくれたんで、私もなんか言わないとなぁ、励まさないとなぁ、と思ったので「センターに戻って来るの早いですよねぇ」「リカバリーが良いって事ですよね」と、言ってみたんですが、全く笑顔無しで、ほぼシカトでした。
なんや気ぃ悪いなぁ・・・。
でも、後から考えると、ウイナー18個6-0でそんな褒め方をされても卑屈に取っちゃいますかね?
帰りに、彼氏に電話して、そのエピソードを話したら、そんなん嫌味に聞こえたに決まっているやろ、と、怒られました。
え!なんで私が怒られるのぉ(・_・;)
見ろ!ノーマメのせいで怒られたやないかぁ(笑)

教訓
1.戻りが早い人を攻略するには早いタイミング+α
前にも書いた事が有ると思いますが、テニスでは、ボールが飛んで来た方向に返すのが最も簡単なのです。
ライジングと言う難しいショットを打つ時に、更にコースを変更すると言う難しいスキルを加える事は、リスクを取る、と言う事でもあります。
相手に、ボールを触られてしまうと、フレームショットだとか、何が起こるか解らないので、確実に勝つには、触れないで終わる事が必要なのです。
相手が戻りが早くて、中々オープンコートが出来ない、のであれば、尚更、そんな難しいショットでも使っていかないと、カツンと当てただけなのに、ネットを越えてきて、ネット際にポトポトなんて事も起きちゃうんです。

続く
何かください^^;

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