スィングルス戦記 パート5 予選が楽だと、決勝で苦労するのか・・・ 決勝編

この日の賞品は、これ!

予選2試合、6-1、6-0、で決勝1位リーグに入りました。
予選のBリーグで仕事で1名リタイアが出たらしく(後から知ったんですが、1位通過していたようです)、決勝は2位リーグで勝った方が1位リーグに来る、と言う方式に急遽変更されました。
私のリーグの2位は、愛嬌の無い不機嫌な花子ですが、もし上がって来たら、もう1回やらないといけないのだろうか、そしてもし負けたら、予選で勝った事は全く無駄になるんだろうか、ま、それもルールなら仕方ないっすがね。

と、そんな先の事を考える余裕は有りませんでした。

決勝リーグの1回戦 vs森木
金八先生に出ていた池内先生こと吉行和子さんに雰囲気が似ています。
と言っても当時のではなく、最近の、ですが・・・。
なので、池内先生、と呼びたいと思います。
が、変換、面倒やぁ!
でも、この池内先生がかなり上手い。
出来ない事、何も、無いって感じです。
私がトスを回すと、何故か勝てません。
現在、6連敗中で、池内先生にも当てられてしまいました。
何故かリターンをお取りになったので、まぶしくない方でサーブから始めます。
第1ゲームは、サーブを上手くコントロール出来て、キープしました。
結構厳しいコースを突きましたが、サービスだけでポイントが取れる事が無く、ちょっとこの先不安ですね。
でも、まだスピードの方は試してませんし、温存する事にします。
続くリターンでは、最初からブレイクを狙っていこうと、40-15(私から見て)まで追い込みましたが、そこから2本強烈なボディーのサーブが入って来て、リターン返せず、デュース。
先にブレイクポイントを取りましたが、追い付かれ、ノーアドになって、ボディーのナイスサーブが来て、ブレイクなりませんでした。
40-15と追い込んでいただけに、ちょっとショックでした。
そのショック具合が、次のサービスにちょっと影響したかな。
第3ゲーム、私この日全5試合で4つのダブルフォルトをしたんですが、その内の3つがこのゲームで出ちゃいました。
連続ではないですからデュースまでいきましたが、池内先生の打ったフォアハンドが、コードボールになりこっちのコートに落ちまして、私から見て1-2となります。
ここから、緊張の展開になります。
とりあえず、続く両者のサービスゲーム1つずつは、池内先生も私も、サーブをキープしまして、2-3、となります。
池内先生のサーブは、1stが入ると、中々返す事さえ難しい位威力が有ります。
身体の届く範囲に打って来る時はスピードも速いし、厚めのグリップでフラットにヒットするので、重いったりゃありゃしない。
動かないと届かない所に打って来る時は、スピードこそ落ちますが、速度差でタイミング合わない、と言うのも相俟って、私、ミスを重ねていきます。
セカンドはトップスライスな感じで、確率重視。
コースの厳しさも、スピードも、落ちますんで、なんとか出来る、とは思います。
が、池内先生のサービス、2回続けて2ndになる、って事が全く無いんです。
一本2ndをリターンから叩いていって、ポイントが取れても、次は確実に1stが入って来ます。
連続ポイントが取れないと、のっていきにくく、ミスが減らない。
ま、その内池内先生の1stにも慣れて来るでしょうから、それまでは、新たなブレイクをさせない、と言うのが重要なんですが、このサーブをキープされちゃうと、2-4、になり、先に5を取る、その為に4を取る、と言うのが苦しくなりますからねぇ。
と、そんな訳で、途方に暮れかけていたんですが、何故か、この第6ゲーム、池内先生のサーブが乱れます。
いよ!待ってました!
あれだけ確率の良かった1stが入らないばかりか、2本もダブってくれました。
40-15からブレイクしまして、3-3、に追い付きました。
ブレイクした後のキープは絶対ですが、ここは、そんな風に力まないようにして、第1ゲームと同様に落ち着いてプレイをしていきます。
このゲームだけでなく、ここからのサービスゲームは、教科書に載せたい位の心の持ち方が出来ました。
キープして4-3となった池内先生サーブで、今度はガチに勝負を掛けて、ブレイクしました。
これまでは、デュースサイドのリターンで無理に池内先生のバックハンドに、ストレートで叩きに行っていたんですが、若干長め、だったりしていたのですが、いや、全部ミスしていたわけじゃないですよ、入った時にはポイントが取れていたので、だからこそ少しミスが多くなっても、それを狙っていたくなってしまっていたのでしょう。
さっきのリターンの時に試そうとしてたんですが、池内先生と打ち合ってみようと・・・。
さっきは池内先生のご乱心のおかげで、未消化に終わってしまって・・・^^;
試合の進行としては、さっきよりも一歩深く進んでしまっているので、ここで無謀かもしれないこんな事を試すには遅いのかもしれませんけど・・・^^;頑張りました。
うい、手応えは有りましたが、ブレイクは出来ませんでした。
一旦は40-15にして、アドバンテージも取ったんですが、ここぞって時に、サーブが良いんですよね、池内先生。。。
でもこれは自信になりますよ。
4-4から先に取らないと、5、先に取る、を実践出来ていない事になりますので、ここは是が非でもキープしたいです。
でも心身共に平静を保ちます。
勝ちます、勝てるチャンスですから。
何にせよ、この日、サーブが良過ぎたので有ります。
池内先生は、お上手なんで、即ポイントにこそなりませんが、いつもみたいに返され続けても、自分のサーブが駄目なんじゃね?的な不安も沸いて来ませんし、余裕のよっちゃんでキープです。
神懸り的な心の持ちようで、自分でもびっくりです。
これからは、自分でコントロールしてこう言う心境になれると良いんですが、ね。
5-4として、池内先生サーブです。
いや、良いサーブですね。
ファーストポイントは取れませんでした。
0-15(私目線で)です。
が、慣れても来ましたし、一発で池内先生のバックハンド側に決めると言う方向を封印した事で、返る確率は高まりました。
甘くならないように、と、心掛けるだけでありますが、それが難しい(笑)
バックサイドでは、外へ切れていく、と言うタイプのサーブは無いので、フォアハンドでリターンを打てる事が多く、リターンから追い込んでいける感じも出て来てましたし、1個返して15-15。
デュースサイドでもポイントが取れて、アドサイドでも池内先生のミスで、40-15、マッチポイントです。
来ましたよ、5-4で40-15のマッチポイント。
クロスにリターンを返して、もう1回更に角度を付けてクロスに。
早いタイミングでもう1回クロスに・・・。
これで、リカヴァリーポジションに返り切っていない事を確認して、ダウンザラインにドロップショットを!!
ここでやりますか、私!良い奴!よくやった!
6-4で、なんとかギリギリ勝ちましたぁ。
自分 ○×××○○○×○○ 6
池内 ×○○○×××○×× 4
良い試合でしたねぇ。。。(^^)

決勝リーグ2回戦 vs今田に
予選終わりで、しんたいれんがどうとか言うてらした姐御さんです。
すんごい喋り方をしはります。
大屋政子をもっと自然な感じにした程度の、あんなペースで話されると、はよ結論言えや、ってなっちゃいますわ。
大屋政子、にしようかと思ったんですが、しんたいれん、です。
この日は、基本的には負け残り、で、進行していくようで、しんたいれん対池内先生、の試合は、私と池内先生の試合が終わった後、行われていました。
池内先生、が勝ったようです。
それは、ボールを持って結果報告をしに行こうとしていたので、解りました。
が、後で知ったんですが、内容が0-6だったようです。
でも、このしんたいれん、しんたいれんとか言う連盟でぶいぶい言わせてんじゃねぇのかぁ??
ま、良いや。
フォアハンドは、めちゃ薄のグリップで、手のひらの返しで回転を掛けるフラットに近い弾道で飛んで来る、最近では中々無いタイプ。
バックハンドは、両手打ちで、めちゃうま!
その人の実力を測るのに、私、バックハンドをどう打っているか、を基準に見るので、この人、本当はフォアハンドも厚グリップなのに、手を抜いてやってるんと違うのか、と思っていたのですが、どうやらそう言う変わったスタイルの持ち主だったようです。
バックハンド同士で打ち合う事さえ避けておけば、フォアハンドのストロークがフラット気味なので、若干打ち返し難い感は有りますが、なんとかなりそうな感じです。
けど、こう言うのって、意外と癖なんですよね。
相手のバックハンドに打ったら攻撃的な意識を持っちゃいますし、フォアハンドに打つ時は防御的な意識も持ちながら、と、この辺をその場その場で微調整を出来るようにしないといけないですね。
しんたいれんが回して、上が出ました。
コートを選ぶ、を選択し、相手がまぶしい方から始まります。
しんたいれん ○×○×○×××○× 4
自分が大好き ×○×○×○○○×○ 6
フラットを打ち返し慣れてないので、苦戦しました。
もう少し下がったポジショニングを使えばミスも減らせたと思います。
流石にブイブイ言わせている?だけにサーブは良かったです、しんたいれん。
リターンを返しても次のフラットに中々タイミング取れず、ブレイクするのに苦労しました。
サーブのキープは割りと楽に出来まして、1つも落としませんでして、いやぁ、今日はサービスゲームが良いっす。
ここまでもつれたのは、ひとえに、私の問題だと思います。
打ち返し慣れていないフラットに対して、早めの勝負を掛けに行ったり、の自滅な事も多かったのでね。

決勝リーグ3試合目、は、取りとめて書く事は無いので、結果とか簡単に書きます。
相手 ×××××× 2
自分 ○○○○○○ 6
です。
あれ?計算合わない?
5-0、の、40-0になった所で、相手がアウトしたんですが、コールをしないでプレイを続ける事にしました。
そこから、調子がおかしくなったフリをしまして、2ゲーム取られてしまいました。
サーブアンドボレーとか、レシーブアンドボレーとか、チップアンドチャージとか、日頃やったこと無いような事を様々に繰り出し、ドロップショットではなく、ストップボレーをとか、そこまで遊ばなくても、と言うような事をしてしまいました。
まだまだやるつもりだったんですが、相手の方が、先にミスを連発しだして、終わってしまいました。
公式には6-2ですが、本当は6-0です。
と、言うわけで、全勝しまして優勝でした。
決勝に2試合は、内容はともかく、進行は緊張感が有って、楽しかったですよ。

と、言うわけで、試合後 編に続く
何かください^^;

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